はじめに
現在オープンAI実質の責任者であるサム・アルトマン氏がマイクロソフトからの出資を受けて、いよいよマイクロソフトのオフィスソフトにチャットGPTが実装されました。これで、オフィスに優秀なアシスタントを雇ったに等しい、AI(生成AI)アプリがビジネスで手軽に使える時代の到来です。
今までは、何か調べ物をする際に、「ググる」と言って、クーグル検索を利用していましたが、これからは、チャットGPTのアプリ名であるCopilot(コパイロット)の略語「コピる」というの」が一般的になりそうな勢いです。
とにかく、質問内容のコツを覚えると、かなり詳細に知りたいことの答えが表示され、そこで、ある程度情報が完結しているので答えに満足すればそこで終わります。「情報が質問とずれているな」という場合は、質問内容についてさらに詳細を付け加える工夫をするか表現を変えるだけで、また新たな回答がやってきます。作業としては、チャットGPT内で質問することの繰り返しが基本です。
検索では上位複数のサイトを調べ、一番知りたいことが書いてあるサイトに辿り着くのに時間がかかったものです。
チャットGPTでは、各ホームページへアクセスするという作業自体がなくなるため、グーグルが危機感を持っていることがここで分かります。
広告収入が主な収入源であるグーグルが、検索されることがなくなり、ユーザーがサイトへアクセスしなくなると、広告出稿が激減することが予想され、広告収入により利用は無料が基本のグーグルのビジネスモデルが崩壊してしまうということに繋がりかねません。今生成AIの開発をグーグルでも急ピッチで進めています。
またメタ社に改名した元フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏も2024年に入り「メタ事業にはAIが必要だ、これから本格的に開発し発表する」と声明を発表しました。同じ時期に、アップル社のティム・クックCEOも、秋には新しいAI機能を発表すると述べました。米国の大手テック企業が軒並みAIに本格参入を明言したことにより、AI戦国時代の様相を呈してきました。
そんな、AI新時代がビジネスシーンにいきなりやってきました。これはAI産業革命と言っても過言ではありません。
ビジネスマンの仕事自体も、かなりガラッと変わること間違いありません。
そこで、人類の誰もが影響を受けると思われる、2024年から本格的に始まるAI(生成AI)産業革命とその後についての本を執筆することにいたしました。それだけの内容では、ただの未来予測にすぎません。
人生のその後に起こる予測できない未来に対しての対処法として、「人間として必要な考え方の基本」と「運を引き寄せる人生に必要な7つの人生訓」を付け加えました。
これからの激動の社会を生き抜く力を身につけて欲しいという想いがいっぱい詰まっています。
この本をお手に取り最後までお読みいただき、の今後の人生についての強力な羅針盤となることを願っています。